ハルシオン 創設者 兼 代表理事
S&R 財団 理事長 兼 CEO
久能祐子博士は、クリエイター・社会起業家支援事業「ハルシオン」の創立者で、世界を今よりもすばらしいものに変える努力をつづける若いクリエイターの育成することを使命としている。
久能博士の描く構想のもと、斬新な支援プログラムは各方面の高い評価を得た「ハルシオン・インキュベーター」を筆頭に、滞在型スタジオアートプログラムの「ハルシオン・アーツラボ」、世界的エキスパートによるハイレベルな対話シリーズ「ハルシオン・ダイアローグ」を含むプログラム群へと大幅に拡張されワシントン全域で開催する「バイ・ザ・ピープル」フェスティバルもプロデュースしている。
「ハルシオン・ダイアローグ」ではグローバル社会におけるロボットの意味、ソーシャル・インパクトにもとづくサイエンス、といった主要トピックを中心に論じられる。
また、久能博士は 2000 年に共同設立した非営利団体 S&R 財団の CEO も務める。「S&R 財団」は芸術、科学、社会起業の各分野できわめて将来有望であり、高い志を持った才能ある個人、とくに国際的に文化のコラボレーションを促進する個人を支援している。
1996 年に共同設立したスキャンポ・ファーマシューティカル(NASDAQ:SCMP、2018年にacquired) の CEO職等を、2012 年に退くまで務めた。現在はジョンズ・ホプキンス大学病院、モーリーン&マイク・マンスフィールド財団など、数多くの団体で理事を務める。2018年にワシントンビジネス殿堂入りを果たす。2017年より京都大学経営管理大学院特命教授。京都大学大学院で、生物工業化学の博士号を取得。