活動概要

  1. コーポレート・プログラム
  2. リトリート

2023年度SVJP JAPAN RETREAT in Kyoto 報告

2021年に日本開催したリトリートに引き続き、2023年は初の試みとして隔年開催のプログラムとしてJapan Retreatを京都で開催いたしました。

「HOTEL THE MISTUI KYOTO」を拠点に、セッションと寺院での座禅体験などを通じて、非日常の中でAIや最新の長寿研究などに焦点をあて、オンライン・オフラインでスピーカーを招き活発な議論を交わしました。日米の会員企業経営者・起業家が集まり、本コミュニティの親交を深めた。

 

セッションプログラム

セッション概要

Session #1:
The Biggest Business Implications of AI-powered Chatbot

スピーカー:マイクロソフト デザイン&AI 統括責任者 ジョン・マエダ氏 
モデレーター:スタンフォード大学 名誉教授 ダニエル・オキモト氏

ChatGPTの登場によって人類とAIの関係は新たな時代に突入した。大規模言語モデル(LLM)を採用する生成AIは、私たちの社会や暮らし、そしてビジネスにどのような影響を与えるのか。本セッションでは、デザイン界の「グル(師匠)」として知られ、昨秋よりマイクロソフトのデザイン・AI部門を率いるジョン・マエダ氏が米国からオンラインで登壇。SVJP共同議長でスタンフォード大学名誉教授のダニエル・オキモト氏がモデレーターを務め、ChatGPTのメカニズムや活用法、企業がとるべき対応などについて話を聞いた。


Session #2:
Generative AI and ChatGPT

スピーカー:OpenAI Vice President アンナ・マカンジュ 氏
モデレーター:公益財団法人国際文化会館 理事⻑ 近藤 正晃ジェームス 氏

対話型AI「ChatGPT」の登場が世界中に衝撃を与えている。開発元である米「OpenAI(オープンAI)」は米国の経済チャンネルCNBCが選ぶ「2023年の破壊的企業50」の第1位にも選出された。本セッションでは、同社パブリック・ポリシー部門のVPであるアンナ・マカンジュ氏が、ChatGPT開発の舞台裏や、日本を含む各国の反応、AIの運用規制に関する取り組みについてオンラインで語った。モデレーターはSVJP共同議長の近藤正晃ジェームス氏が務めた。

 


Session #3:
How Technology is Changing the Way We Age

スピーカー:慶應義塾大学 医学部 精神神経科学教室 特任講師、生命科学博士 早野 元詞 氏
モデレーター:Turn Biotechnologies, Inc. Vice President of Intellectual Property and Legal, デバン・タコール 氏

多くの企業が注目するアンチエイジング(抗老化)市場において、「リジュベネーション(若返り)」のための新薬や治療法の研究開発がいま過熱しているという。本セッションでは慶應義塾大学医学部で抗老化の研究を牽引する早野元詞氏が、「若返りビジネス」の最前線について語った。モデレーターは、加齢関連の疾患に対するmRNA治療薬開発などを手掛ける米スタートアップ「Turn Biotechnologies」の法務担当VPであるデバン・タコール氏が務めた。 


Session #4:
Web3 and the Importance of Digital Property Rights

スピーカー:Animoca Brands 共同創業者 兼 取締役会長 ヤット・シウ 氏
モデレーター:公益財団法人国際文化会館 理事⻑ 近藤 正晃ジェームス

巨大IT企業による市場の寡占が懸念される中、データをユーザー自身の手に取り戻し、より公正で持続可能なウェブ世界を実現しようとする動きがある。本セッションではそんな「Web3.0」と呼ばれる新たなインターネットの潮流を生み出している起業家の一人、ヤット・シウ氏がオンラインで登壇。従来型のウェブの課題や、Web3.0の活用事例、さらに日本の強みなどについて熱弁をふるった。モデレーターを務めたのは、長年の友人であるSVJP共同議長の近藤正晃ジェームス氏だ。

 

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