活動概要

  1. コーポレート・プログラム
  2. エグゼクティブ・ラウンドテーブル

SVJP Top Executive Roundtable #1:ナイキはいかにしてコロナを「チャンス」に変えたか

会員限定
Speaker
ジョン・ドナホー John Donahoe
  • Nike 社長兼CEO
米コンサル大手ベイン・アンド・カンパニーに約23年間勤務し、1999年に同社のCEOに就任。その後、eBayやPayPal、ServiceNowなど大手ITベンチャーでトップを務め、これらの企業を急成長させた(現在もPayPalの会長)。ナイキには2014年に社外取締役として参画し、2020年1月にCEOに就任。NikeブランドやJordanブランド、コンバースを含む同社のグローバル事業の継続的成長とデジタル改革を率いる。ダートマス大学を卒業(経済学専攻)。スタンフォード・ビジネススクールでMBAを取得。学生時代はバスケットボール選手として活躍した。
Moderator
近藤 正晃ジェームス James Kondo
  • SVJP 共同議長
  • アジア・パシフィック・イニシアティブ 専務理事
  • 国際文化会館 理事長

「皆さんの中で『SHOE DOG』を読まれた方はいますか?」

ジョン・ドナホーCEOがオンライン画面越しに尋ねると、参加者のうち何名かの手が挙がった。

「なるほど、まだ読まれていない方もいるようですので、この本を私から皆さんへの宿題としましょう。なぜなら、『SHOE DOG』にはナイキと日本との大切な関わりが書かれてあるからです」

ドナホー氏は20分ほどのプレゼンの冒頭で、17名の参加者たちに笑顔でこう語りかけた。

ナイキの伝説的創業者であり、現名誉会長のフィル・ナイト氏が書いた自叙伝『SHOE DOG』(邦訳:東洋経済新報社刊)には、日本とナイキの深いつながりが克明に記されている。

ナイト氏はスタンフォード・ビジネススクール在学中に「日本のスポーツシューズメーカーは、カメラメーカー同様、ドイツに勝てるか?」をテーマに研究。卒業旅行で日本の神戸を訪れた際に、オニツカタイガー(現アシックス)の創業者である鬼塚喜八郎氏と面会し、米国における販売代理店契約を結んだ。それがナイキ誕生のきっかけとなったのは、スニーカーファンの間ではよく知られた話だ。

「オニツカ社との関係がなければ、今日のナイキはなかったでしょう」と、ドナホー氏は言い切る。

「ナイキは今でも日本のアートやデザインの影響を強く受けています。たとえば私が今いるオレゴン州の本社キャンパスは、施設のさまざまな場所に日本のデザインの影響が感じられます。また最近でもスポーツ文化振興のために、日本の靴デザイナーやアーティストたちとコラボしたりもしています」

 

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