活動概要

  1. コーポレート・プログラム
  2. マンスリー Benkyokai

6月 Benkyokai: 「声」でうつ病を診断 AIでメンタルヘルス を変えるKintsugi

Speaker
トム・プレンティス Tom Prentice
  • Kintsugi 最高医療責任者
トム・プレンティス医師は、不安やうつ病の兆候を検出するためのAI支援型非文脈的音声バイオマーカー解析ツールを世界で初めて開発した先駆的なヘルスケア技術企業Kintsugiの最高医療責任者(CMO)です。Kintsugi に入社する以前は、Vituity / CEP America の執行副社長兼最高イノベーション責任者を務め、救急部門迅速医療評価 (RME) や救急医療と精神医療を統合した EmPATH プログラムなど、全国的に認知されている多くのプログラムの開発を指揮していました。また、Galen Inpatient Physicians の社長、スタンフォード大学医学部の教員も務めてきました。ハーバード大学医学部で医学の学位を取得し、ジョンズ・ホプキンズ病院で救急医療の研修を修了、マサチューセッツ工科大学で医療政策および経営学のカイザー・フェローを務めました。国際医療団(ボスニア)や Emergency International など、数多くの医療団体にも参加しています。
Moderator
小風 華香 Haruka Kokaze
  • Workplace Mental Health Research Associate and Lead Japan Strategy Analyst at Columbia University’s Mental Health + Work Design Lab and One Mind
ハルカは、コロンビア大学のマインドヘルス+ワークデザイン研究所とワンマインドにおいて、職場のマインドヘルス研究員兼日本戦略アナリストを務めています。彼女の研究は、日本企業向けにエビデンスに基づくフレームワークの開発に焦点を当てており、日本国内外の従業員のマインドヘルス支援(海外赴任者とその家族を含む)を推進しています。
神戸で生まれ、東京、ニューヨーク、ヒューストン、ロンドンで育ったハルカは、多文化的な視点を持っています。彼女はワイル・コーネル医科大学での臨床経験を有し、日本のメンタルヘルス分野におけるリーダーシップと研究で評価を受け、最近では、大阪で開催された米韓日若手三極リーダーズサミットの日本代表として参加しました。

メンタルヘルスの問題を抱える人が世界的に急増するなか、AIを同分野に活用する試みに注目が集まっている。2025年6月のBenkyokaiでは、患者の音声をAIで解析することによってうつ病か否かを早期診断するプラットフォームを開発した「Kintsugi(キンツギ)」のトム・プレンティス氏が登壇し、メンタルヘルス業界が直面する課題や自社サービスの革新性などについて語った。モデレーターは職場におけるメンタルヘルス分野の事業や研究を牽引する米One Mindと、コロンビア大学Mental Health + Work Designラボでメンタルヘルスリサーチアソシエイト兼日本ストラテジー主任アナリストを務める小風華香氏が担当した。

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