活動概要

  1. コーポレート・プログラム
  2. マンスリー Benkyokai

5月 Benkyokai: LLM開発の現在地と「日本語モデル」の未来

Speaker
橋本龍範 Tatsunori Hashimoto
  • スタンフォード大学コンピューターサイエンス学部助教授
スタンフォード大学コンピューターサイエンス学部助教授。大規模言語モデルや機械学習システムの信頼性と強度を高めるアルゴリズムや手法を研究。
米国科学アカデミーのカヴリフェローやソニー研究賞受賞者として認められ、ICMLやCHIで最優秀論文賞を受賞。助教授になる前は、マサチューセッツ工科大学でコンピューターサイエンスの博士号を、ハーバード大学で統計学の学士号を取得。
Moderator
大柴行人 Kojin Oshiba
  • Robust Intelligence 共同創業者 
サンフランシスコを拠点にAIリスクを能動的に軽減する製品を開発するスタートアップ、Robust Intelligenceの共同創業者である。同社はセコイア・キャピタルとタイガー・グローバルを中心に総額6,000万ドルを調達し、JPモルガン・チェース、米国防総省、デロイト、東京海上、NEC、Zホールディングスなどの大手企業からも信頼を寄せられている。
ハーバード大学でコンピューターサイエンスの学士号を取得。また、ロバスト機械学習に関する複数の論文を執筆し、トップAIカンファレンスにて採択されている。2023年のフォーブス誌「30アンダー30(30代以下の30人)」に選出された。

「ChatGPT」に代表される生成AIへの急速な需要の高まりを受け、その基盤となる大規模言語モデル(LLM)の開発に力を入れる日本企業・研究機関が増えている。2024年5月のマンスリーBenkyokaiでは、米スタンフォード大学でLLMを研究する橋本龍範助教が登壇し、米国の大手IT企業が主導する開発競争の現状や、日本語に特化したモデルの今後の可能性などについて語った。モデレーターはAIスタートアップ「ロバスト・インテリジェンス」の共同創業者である大柴行人氏が務めた。

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