活動概要

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  2. マンスリー Benkyokai

11月 Benkyokai: 激動の選挙戦:2024年アメリカ大統領選挙が未来をどう形作るか

Speaker
フランシス・フクヤマ Francis Fukuyama
  • Olivier Nomellini Senior Fellow, Freeman Spogli Institute for International Studies, Stanford University
フランシス・フクヤマ博士は、開発問題や国際政治に関する広範な著作を発表してきました。1992年に発表された『歴史の終わりと最後の人』は、20以上の国々で翻訳・出版されています。最新の著書『アイデンティティ:尊厳の要求と反感の政治』(2018年)と『リベラリズムとその不満』(2022年)は、現代の政治における重要なテーマを掘り下げています。
フクヤマ博士は、コーネル大学で古典学の学士号を取得後、ハーバード大学で政治学の博士号を取得しました。過去には、RANDコーポレーションの政治学部門、アメリカ合衆国国務省の政策企画部門に所属し、1996年から2000年までジョージ・メイソン大学で公共政策学の教授を務め、2001年から2010年までジョンズ・ホプキンス大学のポール・H・ニッツェ国際問題研究大学院で国際政治経済学の教授を務めました。また、2001年から2004年までアメリカ合衆国大統領の生物倫理諮問委員会のメンバーを務めました。コネチカット大学、ドーン大学、同志社大学、関西大学、オールス大学(デンマーク)、パーディー・ランド大学院などから名誉博士号を授与されています。現在は、カーネギー国際平和財団やグローバル開発センターの非駐在フェローとして活動し、RANDコーポレーションの理事会、パーディー・ランド大学院の理事会、フォルカー・アライアンスの理事会のメンバーも務めています。アメリカ政治学会や外交問題評議会の会員でもあります。
Moderator
筒井 清輝 Kiyoteru Tsutsui
  • Professor of Sociology & Director of the Japan Program, Stanford University
筒井 清輝博士は、スタンフォード大学の日本学高橋教授であり、日本プログラムのディレクター、アジア太平洋研究センター(APARC)の副所長、東南アジアプログラムの共同ディレクターなどを務めています。人権のグローバル化とその地域政治への影響について研究しており、著書には『Rights Make Might』や『人権と国家』があります。

2024年の米国大統領選挙においてハリス氏がトランプ氏を僅差でリードと報道されていたが、結果としてトランプ氏が圧勝した。トランプ氏は米国産業保護のための関税の引き上げやウクライナに対する支援の停止と和平交渉などを公約に掲げているため、トランプ新政権が世界を大きく変えることが予想されている。​​​​11月のマンスリーBenkyokaiでは、世界的に著名なスタンフォード大学の国際政治学者フランシス・フクヤマ氏を招いて、米国大統領選挙の結果と、トランプ新政権が世界に与え得る影響について議論した。

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