マイクロソフト
デザイン&AI(Design and Artificial Intelligence)統括責任者
ジョン・マエダ氏はデザインとテクノロジーという 2 つの産業を結びつける、新しい分野をリードしているアメリカ人エグゼクティブ。2016 年に Automattic のコンピューテーショナルデザインおよびインクルージョン担当グローバルヘッドに就任した。それ以前は、世界トップレベルのベンチャーキャピタル、クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズ(KPCB)でデザイン・パートナーを務めていた。国際的に著名なスピーカーであり、『シンプリシティの法則(The Laws of Simplicity)』、『Creative Code』、『リーダーシップをデザインする(Redesigning Leadership)』などの著書がある。マサチューセッツ工科大学(MIT)で電気工学とコンピューターサイエンスの学位を取得。アリゾナ州立大学で MBA、筑波大学で Ph.D.を取得。マエダ氏には、MIT で研究をしたエンジニア、受賞経験のあるデザイナー、エグゼクティブリーダーといった多様なバックグラウンドがあり、それらを活用して、ビジネスパーソンやクリエーターが各々のマーケットや分野でイノベーションの可能性を広げていくための手助けを行っている。ダボス・北京・サンパウロ・ニューヨークなど世界各地で講演を実施。マエダ氏の TED トークの視聴回数は累計で 200 万回を超えている。
Wiredマガジンには「デザインにとってのマエダはファイナンスにとってのウォーレン・バフェットと同じだ」とある。
ホワイトハウス・ナショナルデザイン賞、STEM to STEAM でトライベッカ映画祭の Disruptive Innovation Award、Blouin Foundation の Creative Leadership Award、AIGA Medal、Raymond Loewy Foundation Prize、毎日デザイン賞、東京タイプディレクターズクラブ賞を受賞。また、Art Director’s Club の殿堂入りをしている。
ワイヤレス・ハイファイ分野のイノベーターである、SONOS および世界規模の広告企業、ワイデン+ケネディの取締役。過去には、Google の先進テクノロジー・プロジェクト(Advanced Technology and Projects)グループおよび世界経済フォーラムのグローバル・アジェンダ・カウンシル「新しい成長モデル」のテクニカル・アドバイザリー・ボードのメンバーを務めていた。最近では、eBay のジョン・ドナフーCEO のアドバイザーとして、eBayの大幅なデザイン文化向上に貢献した。ビジネスの世界に入る前には、MIT メディアラボで研究に従事。また、ロードアイランド造形大学の第 16 代学長を務めた。