活動概要

  1. コーポレート・プログラム
  2. リトリート

2016年度SVJPシリコンバレー・リトリート報告

シリコンバレー・ジャパン・プラットフォームは、2016年8月の正式発足後の最初のイベントとして、2016年9月16日‐18日にカリフォルニア州のナパバレーにて「シリコンバレー・リトリート」を開催しました。

シリコンバレーは世界最先端のイノベーションの発信基地であり、現地にはさまざまな学びが溢れています。しかし本リトリートでは、よりじっくりとシリコンバレーの価値観や、実際に現地で活躍する人々の考え方に触れるため、敢えてナパバレーという一見ビジネスとは縁遠い保養地を開催場所に選びました。それは日米双方の参加者にリラックスをしていただき、ネクタイを緩めた開放的な環境で交流する機会を設けるためです。

左:Silverado Resort & Spa、右:Opus One ワイナリー

今回のプログラムでは、様々な産業・分野に影響を及ぼすデータサイエンス、人口知能、機械学習が、どのようにヘルスケア分野、自動運転分野、政治メディアの分野に応用されているのかについて、重点的に時間をかけて検証しました。また、FinTech、デザイン、食と健康に関するセッションでは、技術革新がどのように既存のビジネスモデルを変えているのか、第一線で活躍する起業家との対話を通してその知見を得ました。そして、ビジネス業界のトピックに留まらず、米国の大統領選の近況と、11月までに起こり得るシナリオを分析しました。最後のセッションでは、シリコンバレーのベンチャーキャピタリストから大きな注目を集めているブルーボトルコーヒーがなぜ日本への国際展開を優先し、どのようにして成功を収めているのかをCEOから聞きました。

本リトリートには、日米両国から企業トップを中心に約50人が参加しました。現在起こっている数々のイノベーションが我々の社会に与える影響を理解し、また日々変化する競争環境を共に歩むための戦略的パートナーとして、両国の関係構築を目指す機会となりました。

左:デブ・ロイ氏 MITメディアラボ ソーシャルマシーンズ研究所 ディレクター ツイッター チーフメディアサイエンティスト、右:近藤 正晃 ジェームス氏 SVJP 共同議長

デービッド・ローゼンバーグ氏: AeroFarms (エアロファームズ) CEO 兼 創立者

左:ビル・ブラッドリー氏(Allen & Company (アレン・アンド・カンパニー) マネージング・ディレクター 前米国上院議員)/ 右:藤森 義明氏(株式会社LIXILグループ 相談役)

ダニエル・フジイ氏: Everglory Capital (エバーグローリーキャピタル) / Trust Capital (トラストキャピタル) 共同創立者 兼 社長

左:ブライアン・ミーハン氏(Blue Bottle Coffee (ブルーボトルコーヒー) CEO) / 右:ジェームズ・ヒガ氏(Index Ventures (インデックス・ベンチャーズ) メンターインレジデンス)

左:近藤 正晃 ジェームス氏(SVJP 共同議長) / 右:ダニエル・オキモト氏(SVJP 共同議長)