活動概要

  1. コーポレート・プログラム
  2. マンスリー Benkyokai

9月 Benkyokai: AIの防衛利用の現状と日本企業の可能性

Speaker
カイル・ナカモト Kyle Nakamoto
  • Senior Lead AI Engineer, Booz Allen Hamilton
Booz Allen Hamilton社の陸軍市場部門における上級リード科学者であり、同社が提供するすべての市場におけるクライアントとの契約や戦略的投資をサポートしている。彼のチームは、プログラム管理、エンジニアリングデザイン管理、サプライチェーンプロセスのパフォーマンス改善を推進するため、AI機能をカスタマイズしている。
Kyle氏は、自動車、医療、政府、防衛など、多くの分野で15年以上にわたるAIおよび神経システムの設計・展開の経験を有する。AIシステムを世界規模の製造業やサプライチェーンシステムに導入した実績を持ち、AIの世界的な応用に関する深い知識と、組織へのAI導入を促進するための文化的ソリューションを提供している。
また、神経科学や認知に関する論文で複数の助成金を受けており、英国医療研究評議会(MRC)でのフェローシップも受賞。Kyle氏はカリフォルニア大学アーバイン校で認知科学の博士号を取得し、その後、北東オハイオ医科大学で助教授として研究活動を行っていた。
Moderator
デレック・ケンモツ Derek Kenmotsu
  • Head of Partnerships, AI/ML Defence Innovation Unit
Derek Kenmotsu氏は、テクノロジーと政府の交差点に立つビジネスリーダー。DIUにおいて、AI/ML(人工知能/機械学習)分野のパートナーシップ責任者として、米軍が最先端の商業技術を導入する支援を行い、また同盟国に対してもアドバイスを提供している。これ以前には、ベトナムで企業向け研修ソリューションを提供する教育会社を設立した。
Appleでは、iPhoneハードウェアの進展に向けたクロスファンクショナルチームをリード。さらに、彼は米国陸軍特殊部隊グリーンベレーの一員として、特にインド太平洋地域に焦点を当てた任務に従事しており、リーダーシップに独自の視点をもたらしている。また、日米関係の促進を目的とするコミュニティ「U.S.-Japan Council’s Advanced Leadership Collective」の共同設立者でもある。
Derek氏は、UCバークレー・ハーススクール・オブ・ビジネスでMBAを取得し、在学中にはクラス代表を務めた。また、米国陸軍士官学校(ウェストポイント)で国際関係学の学士号を取得している。

ウクライナや中東での紛争が長期化するなか、米国や中国はAI(人工知能)の防衛利用に力を入れている。9月のマンスリーBenkyokaiでは、経営・技術コンサルティング企業ブーズ・アレン・ハミルトン・ホールディングの上級研究員カイル・ナカモト氏が、米軍のAI導入の現状や課題、中国との違いなどについて語った。モデレーターは、米国防総省国防イノベーション・ユニット(DIU)AI / MLパートナシップの責任者デレク・ケンモツ氏が務めた。

続きはSVJP会員のみ閲覧できます

既存ユーザのログイン