全米図書賞最終候補作『I Hotel』、最新作『Sansei and Sensibility』など7冊の著書がある。ナショナル・ブック・ファンデーションからアメリカ文学への多大な貢献に対して贈られる生涯功労賞、ジョン・ドス・パッソス文学賞、米国芸術家フォード財団フェローシップの受賞者であり、カリフォルニア大学サンタクルーズ校の文学・創作学名誉教授。

ダナ・フジコ・ヘザートンは、自律走行車技術のリーダーであるウェイモ（旧グーグル自動運転車プロジェクト）の新規市場責任者。Waymo入社以前は、全米最大のフリーフローティング・カーシェアおよび全電気自動車フリートであるGIGカーシェアの最高執行責任者を務めた。2020年には「モビリティ業界で最も影響力のある女性トップ20」に選出された。それ以前は、米国自動車協会（AAA）のイノベーション・ラボ兼ベンチャー・キャピタル部門であるA3Venturesの設立に携わり、モビリティ、ホームメンテナンス、高齢者介護の分野で新たなベンチャー企業の立ち上げに貢献した。それ以前は、テキサス州ヒューストンのシェルで石油トレーディングに携わり、ロサンゼルスのキャピタル・グループでファイナンスを担当していた。現在は全米日系人記念財団の共同議長を務めるほか、米日カウンシル地域委員長、リトル東京サービスセンター理事、地元日本語ニュースのテレビレポーターなど、地域社会で活躍している。ロサンゼルス出身の日系人であり、UCLAでアメリカ文学の学位を取得。夫と2人の子どもとともにサンフランシスコ在住。