1956年、インド生まれ。生命科学の分野に数々の革新をもたらしてきた発明家、起業家、ベンチャー投資家。1970年代後半にFDA（米国食品医薬品局）が承認した世界初の植え込み型心臓除細動器（ICD）の開発に貢献。以来、20社以上のヘルスケア関連企業を立ち上げ、うち15社が株式公開している。直近ではRani Therapeutics（本文参照）が2021年7月にナスダックに上場。審査中のものを含め、800以上の特許を保有する。2016年、QMedの「Top 50 Medical Inventors of All Time」に選出。複数のヘルスケア企業の取締役、レメルソン財団の諮問委員会委員、カリフォルニア大学の評議員などを務める。米ラトガース大学で修士号（生体医工学）を取得。2009年には同大学特別同窓会の殿堂入りを果たした。